完全リカバリと不完全リカバリの違い

Oracleで障害が発生した場合のリカバリ方法は2種類。

障害が発生した直前(直前のコミット完了時点)までリカバリする方法。
障害発生直前ということは、リカバリ時にREDOログを適用することになる。
よって、アーカイブログモードで動作していることが前提。

特定の時点までリカバリする方法。
アーカイブログが破損した場合、存在するアーカイブログを適用できる限りの時点までリカバリが可能。
また、とあるバッチ処理の開始時点、のように特定の時間まで戻すことも可能。
ただし、これらはアーカイブログモードで動作していることが前提。
ノーアーカイブログモードで動作している場合は、アーカイブログを適用出来ないので、最後に一貫性バックアップを取得した時点まで戻すことになる。